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子どもたちの未来のために

人間は読んで字のごとく、人と関わり合いながら成長していく生き物なんだろうと思います。
職場で、一見何の悩みもないように明るく立ち振る舞っている先輩や同僚や後輩が、実は様々な思いを抱えながら仕事をしている。
このことを知るだけでも、大いに勉強になります。

地域では、様々な価値観や考え方を持っている人たちが、知識や経験や資源を持ち寄って、助け合い、分かち合い、より住み心地のよい社会の実現を目指して日々努力しています。
地域支援活動に携わると、そのような人たちと触れ合うことで、沢山の気付きを得て、より学びを深めることができます。

先日、とあるチャリティーイベントに参加しました。
市内の小学校の校舎建て替えに伴い、校庭内の桜の樹の一部が伐採されてチップ化されてしまうという計画がありました。
その桜の樹の移植プロジェクトの応援企画です。
プロジェクトの映像記録の放映や宮沢賢治の作詞の朗読、音楽の演奏があり、様々な角度から「樹木の生命」に思いを巡らせる内容でした。
私自身、「樹木の生命」に真摯に向き合う機会となり、「そういえば、あの人があんなこと言っていたな」などと思い出すこともあり、とてもよい刺激を受けました。

たとえ価値観や思想信条は相容れなくても、その違いを乗り越えて人々が力を合わせることができる普遍的な目標が、世の中にはあるのだなと思いました。

「子供たちの未来のために」

児童福祉の分野はその目標の一つに成り得るのかも知れないな、と思いました。

                                          【ちっち】

国立は桜のきれいな街ですよね!