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ぽかふわブログ3

 急に寒くなってきましたが、みなさん体調はいかがですか? インフルエンザなどの感染症も流行る時期ですから、よく寝てよく食べて体調管理して行きましょう!
今回は習慣として続けていくことがなぜ大切なのか、今月は「知能」の側面からお話ししていきます。

 心理学では、知能を2種類に分けて考えることがあります。「流動性知能」と「結晶性知能」です。
「流動性知能」は、単純に数字や単語を暗記したり、数の計算や図形の処理など、ことばが関係しないような課題、スピードを要する課題を処理する力、集中力や推論する力です。新しい場面に適応する能力でもあります。身近なところだと、小学校~高校までやる学習内容、数学的問題以外にも、パズルゲームやスピードを要する、攻撃したり走ったりするようなテレビ・スマホゲーム、PCやスマホで文字を素早く打つ能力なんかが入りますね。
「結晶性知能」は、語彙力や知識など、ことばが関係してくるような課題を処理する能力です。過去の経験や知識が土台になっていくため、さまざまな情報源から集めた知識や記憶が役立っていきます。

 流動性知能は脳の神経的な基盤に左右されるので、歳を重ねるにしたがって徐々に衰えてきます。20代をピークに、その後少しずつ減っていくと言われています。一方、結晶性知能は知識や経験の蓄積が生涯を通じて続いていくので、衰えることはありません。30代でピークを迎えますが、その水準が70代、80代になっても維持されると言われています。新しい知識やことば、世界を知っていくことは何歳になっても身になるということですね! ぜひこの機会に世界を広げてみてはどうでしょうか?
                                        

 【あいちゃん】