先輩より。

 

 
       
       

 

 

私はずっと子どもが好きで、保育士になるという夢を持っていました。その中で中学2年生の時里親という存在を知り、さらに乳児院・児童養護施設を知りました。私自身、家庭で色々な事情があり、寂しい思いや辛い思いをしてきたこともあり、何か役に立てないか、子ども達の気持ちに寄り添えるのではないかと考え、施設での就職先を探すことにしました。そして神の国寮のホームページのトップに「大切なものがあるから、わたしたちは変わり続けます。」と記されているのをみてとても共感し、ここだと思い就職しました。

 

1〜2年目は地域事業のショートステイ「おひさま」に配属され、3〜12歳のお子様をお預かりしていました。同時に幼児ユニット、グループホームのサポートを行い、年齢も環境も性格も全く違う子ども達を見てきました。3年目からは幼児ユニットに配属され、現在に至ります。

 

子どもの成長が見られる!
楽しい・辛い・頑張る・喜び、これらに関して「一緒に」ができる!
子どもが喜んでくれる!

 

 

 

 

 

 

教員をしていた時に「子どもに勉強を教えるだけではなく、子どもの内面を育てたい」と思い、生活に密着できる児童養護施設に転職しました。

 

教員の経験を活かして、子ども達の学習を支える学習支援委員会を運営しています。神の国寮では公文に力を入れており、他のホームの職員と共に、学力以外にどのようなことが伸ばせるか、どのように教えると分りやすいか、といったことを協力して考えています。

 

子どもの変化に気づいたとき、とてもやりがいを感じます。例えば普段部屋が汚く、片付けに無頓着な子どもが、合宿に行くための荷物をまとめているときに「服ってどうやってたたむといいの? 俺たたんだことないからわかんない」と言って来て、「服をたたむとうまくしまえる」ということに気付けたことが、とても嬉しかったです。

 

 

 

 

学生時代は保育所保育士を目指していましたが、実習で児童養護施設の存在を知り、興味を持ちました。ボランティアや実習先の施設の行事に参加して子ども達と関わる中で、子ども達の意見を聞くこと、自分の考えを伝えることを重ねました。そのとき、佐藤太基という人間のまま子どもと接していることき気づき、自分に合っているのは施設職員として働くことなのだと思い、入職するきっかけとなりました。

 

グループホームに配属され、男子高齢児6名と先輩職員2名と協力しながら生活しています。基本的に子ども達の生活援助といってしまえば一言ですが、彼らの将来のために家事はもちろん、学校とのやり取り、親とのやり取り、相談にのったりをしています。時には叱ることもあります。多くのストレスを抱えて成長していっている子ども達です。本気でぶつかり、夜遅くまで話し合いが続くこともあります。一緒に笑って、一緒に悩んで、一緒に悲しんで、一緒に努力していくことが私の仕事です。

 

一緒に成長していけることが一番の醍醐味だと思います。子ども達はまだまだ幼い18歳という年齢で施設から巣立っていかなければいけません。そういった子ども達の中に自分という存在が少しでも残れば嬉しいですし、退所後、生活がしんどいとき、悪さに走ろうとしたときに頭に浮かんで連絡してきてくれれば「よかったな」と思えるのだと思います。
私の夢は退寮した子どもが20歳を超えて、一緒にお酒を飲むことです。「あのとき○○だったな」「あの日佐藤さんキレたよね」とヘラヘラしながら時間を忘れて話をすることです。