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「やる気」の仕組み

 

 毎日暑いですね。今年の夏は特に暑いようです。

 夏休みは、旅行や海、山、花火など楽しいイベントが盛りだくさんですよね。しかし、やらなきゃいけない仕事や学校の宿題もありますよね。なかなかやる気が出ないという人も多いと思います。

 今日は、「やる気」についてご紹介します。心理学では、「やる気」は二種類に分けられています。

@ 好奇心や達成感、充実感を感じることで頑張ろうとする、人の内部に生じる「やる気」

Aお金や物など外部からの報酬を得ることで生じる「やる気」

の2つです。

 通常、@のほうが高い集中力、高い成果を出せるといわれています。Aは、「ご褒美あるならやるぞ!」という気持ちが出てきやすいのですが、長続きしません。段々と報酬をもらうことが目的になってしまい、やる気が持続しなくなってきます。もし報酬をあげる・もらうとしても、物やお金ではなく、褒める、評価するという方法のほうが、効果が長続きします。

 @を伸ばすためには達成感を得る、「わかると面白い!」という経験を重ねることが重要です。例えば、「自分はこれを面白いと感じる」ことに気づく、達成しやすい目標をたてて(毎日1ページずつやる等)、実際に毎日1ページずつやることで達成感を得るといった方法等があります。

 一般的にはそう言われていますが、実際、私自身@とAがまざった時が多いような気がします。ご褒美目当てに頑張って、終わった時には達成感+ご褒美がもらえるワクワクという時もあります。人それぞれ、やる気が入るきっかけがあるので、「自分はどういう仕組みのやる気なのかな?」と分析してみると面白いかもしれませんね。

 


 

text by A/ August 10, 2015

 


人間関係は自分次第!?

 

 初のコラム…季節的に夏にまつわることにしようかと迷いましたが、自己紹介がてら、大切にしている(得意な)ことを書こうと思います。

 身の周りに起こる様々なことは、自分に起因している。そう断言すると叩かれそうですね。私もそればかりとは思いません。周りの変化を望むより、自分が変わった方がてっとり早く状況が変わりそうじゃないか、ということです。ということで今回は、普段さりげなく役立ってくれる、ある心理療法の中心哲学をご紹介します。

 <ルール1> もしうまくいっているのなら、変えようとするな。
 <ルール2> もし一度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。
 <ルール3> もしうまくいっていないのであれば、(何でもいいから)違うことをせよ。

 「たったこれだけ?」と驚かれた方もいると思います。そうこれだけです。

 例えば<ルール1>。今までうまくいっていたのに、新しいやり方を試してみて、逆にうまくいかなかったことありませんか? それから<ルール2>。せっかくうまくいったのにすぐにやめてしまったことないですか? そして<ルール3>。うまくいかないのに、今までのやり方にこだわって、なかなか違うことを試せなかったりしませんか?

 もちろん我慢強く続けることもとても大切です。ただ、「とにかく早く何とかしたい」なんてことがあった時に試してみると、今までとはちょっと違ったことが起きるかもしれませんね。

 


 

text by M / July 14, 2015

 


Let's move!!

 

 皆様いかがお過ごしでしょうか。梅雨前のこの季節は春というのも名前ばかりで、夏のように暑い日や肌寒い日もあったり、温度調節も難しい季節になってきましたね。

 新年度に入って1ヶ月が過ぎ、GWも終わりました。新生活に慣れてきた頃でしょうか。慣れる慣れないことは、人によって変わるので、一概に伝えるのは難しいですよね。

 新年度になって新たに挑戦し始めたことがある方も多いのではないでしょうか。新しく始めることについては、友人から勧められて始められる方、ご両親や兄弟、または職場の上司に勧められるなど・・・。

 身体を動かすと、汗をかきますし、身体を動かすことによって、気持ちもリフレッシュになりますね。これからの季節、初夏の風をあたりにBBQやハイキング、子どもたちと水遊びなど、いろいろありそうですね!

 皆様も気分が落ちこみがちな梅雨の時期、合間の天気の良い日にリフレッシュしていけるといいですね。

 これまで動こうと思ってもなかなか動けなかった方、まだ実践できていない方、身体を動かすことで、ストレス発散はもちろん、動けている、勇気出して動けたという点から自信に繋がるようです。

 この機会に皆様もいかがでしょうか。




text by T /June24, 2015

 


春の気候と人の心

 

 桜も緑の葉に変わり、みんな新しい生活と戦っている頃でしょうか。桜は花でお祝いをして、爽やかな緑の葉で応援してくれているように感じます。

 さて、4月に入るとドキドキの新生活が始まり、やがて緊張が解けてきた頃「はぁ、なんかだるいな〜。」と思う人が出てきます。これが昨年もお伝えした「無気力症候群」ですが、みなさまはどうですか? 実は私も「だるいな〜」「疲れやすいな〜」と感じることが多いです。

 この無気力症候群、緊張と気の張りが解けた際の心の変化と思われがちですが、実は気候も大きく関係している様です。春先は気温の変動がとても厳しく、暖かい日があると思えば、真冬の寒さを感じる日もあり、体温調節が難しいのです。そうなると、気持ちだけではなく、自律神経という体のリズムを整えている動きが狂ってしまうそうです。

 すると、体調を崩すあるいは気分が優れなくなるなど、様々な不調を引き起こすそうです。なんだか「身体の不調が心の不調につながる」と言いたげな内容ですが「からだとこころは=(イコール)なんだ」という事です。言葉では理解していても、いざ自分がその立場に立つと気づけないものです。

 合言葉は「からだの変化はこころの変化」「こころの変化はからだの変化」です。日々、自分の声に耳を傾けられない忙しさがあると思いますが、変化はサインです! 受信は常にしていきたいものですね♪


 

 

text by K /May 11, 2015

 


退職のご挨拶

 

 みなさん、こんにちは。少しずつ暖かくなり、日も伸びてきましたね。もうすぐ春ですね。

 さて、今回はご報告させて頂きたいことがあります。

 私事ですが、今年度の3月末に神の国寮を退職させて頂くことになりました。神の国寮には、大学院生の時にアルバイトとして1年間お世話になり、大学院修了後は心理士として4年、お世話になりました。合わせて5年間になりますが、自分にとって5年という月日は、あっという間に過ぎていきました。

 神の国寮で働いた日々は、子どもたちの笑顔や頑張る姿を見ることが出来た楽しい日々でしたが、一方で、自分の力のなさを痛感させられた日々でもありました。「子どもたちに自分は何が出来るか」、「自分の行っていることは子どもたちのためになっているのか」など思い悩むことも多くありました。そのような中で心理士として続けられたのは、子どもたちが見せる笑顔や優しさ、そして、職員さんのサポートがあったからだと思っています。本当に、子どもたちと職員さんには心から感謝しております。

 退職することはとても寂しいことですが、神の国寮で得たものは自分にとっては掛け替えのない財産であり、今後の糧にしていきたいと思っています。

 度々になりますが、子どもたち、職員さん、皆様には心より感謝申し上げます。そして、皆様のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

 それでは、みなさんお元気で!

text by H / March 27, 2015

 


新しい年が明けました

 

 新しい年が明けると、一年で一番季節、大寒がやってきますね。みなさま、体調はいかがでしょうか。

 今年は東京でも少し雪が降ったようですが、まだまだ寒い日が続きそうですね。特に冬の夜や朝は、冷え込みが一層厳しく感じられます。考えるだけでブルブルと震えてしまいます。しかしあっという間に、冬至も大寒も過ぎていきました。これからゆっくりと春の準備をしていくのかと思うと、待ち遠しいですね。

 春が近づいてくるということで、日照時間も長くなり、冬に向かうより、春に向かう方が好きという方も多いのではないでしょうか。それもそのはず。日照時間と気分はすごく関係があるのです。季節性うつという言葉がある通りです。日照時間が短いために、体や頭の中のホルモンや脳内物質のリズムが崩れてしまうというものですね。

 季節に変動される気分の落ち込みや、一般的にうつと言われるものに対して、最近はできる限り身体を動かしていきながら日常に戻っていく方法が一般的と言われています。これまではゆっくり静養をしてから少しずつ動いていく、という流れだったのですが、最近は身体を動かした方がよいと言う事が、明らかになってきたのです。

 しかし、落ち込んでいる時に動く気になれないなんてこともあると思います。そんな時こそ、思い切って何か気にかかっていたことにトライしてみてはいかがでしょう。……やってみると、一瞬でも落ち込んでいた自分から離れられたのではないでしょうか。

 その感覚が大事なのです!! 自分の行動によって、その時の気分が決まってくるんですね。考えてみれば当たり前のように聞こえるかもしれません。行動や気分を決めているのは自分なんだと思うと、たまには違う自分を味わってみるのも新鮮かもしれませんね。

 もう少しで今年度も終わりです! 別れもあり、新しい出会いのある方、今年度やり遂げようと思ったこと、新たに思いついたこと等…やってみて、そこで感じたことが今後に繋がっていく、大きな発見になれるといいと思います。




text by T /February 15, 2015

 


フレーミング効果

 

 こんにちは。すっかり寒くなりましたね。気づけば12月。1年って本当に早いですね。

 12月のコラムは何にしようかと考えていると、TVで選挙報道が流れてきました。12月は衆議院議員の選挙がありますね。クリスマス会のことでも書こうかなと思っていましたが、以前も使ったネタなので、今回は自粛します…。

 そこで今回は選挙にちなんで、世論形成について。

 私たちの生活の中で社会的な出来事の多くは、TVや新聞、インターネットなどの報道機関から情報を得ています。私たちが社会的な問題をどう理解し、意思決定するかは、その内容や問題が、報道機関によってどのように切り取られ、提示・報道されるかによって捉え方や考え方が変わってきます。これを「フレーミング効果」と言います。世論形成に影響与える一つと考えられています。

 

 例えば、手術などをする際に、生存率が95%と提示される場合と死亡率が5%と提示される場合では心理的に異なり、意思決定は違ったものになるそうです。選挙報道で「○○党の政策には60%の人が支持している」と報道されるのと「○○党の政策には40%の人が支持していない」と報道されるのでは、受け取り方は微妙に変わりますよね。ましてや、どちらか片方(良い面だけ or 悪い面だけ)しか報道されない場合ではなおさら捉え方は変わりますよね。

 このように報道機関が受け手に対して、どのように伝達するかによって世論形成に影響を与えています。

 当たり前のことですが、物事の多くは表もあれば裏もあります。どのような見方をするかで考え方は異なってきます。自分なりに多面的に考えた上で選択することが良いのでしょうね。

 今回はここまでにしたいと思います…。

 本格的に寒くなってきましたので、風邪をひかないように気をつけて下さい。それでは、良いお年を!

 

 

text by H / December 20, 2014

 


感傷とのつきあい方

 

 すっかり秋から冬。日に日に寒くなってきていますね。秋から冬にかけてのこの季節、実はとっても寂しん坊・悲しん坊になる季節って知ってましたか?

 「小さい秋みつけた」「虫の声」などなど、秋の歌ってどこか寂しいですよね(コード進行が似ているのだそうですよ)。食欲の秋、芸術の秋など、活発な「○○の秋」という言葉があるのに、どうしても感傷的な気持ちになってしまいますね。実は、この季節は「自分自身と向き合う」という気持ちになりやすいと言われています。

 春のきれいな花を見て、夏の隆々とした緑の葉を見て、そしてその花や緑が枯れたり落ち葉となって冷たい風とともに終わりを迎える。こういった一連の景色を眺め、自分と流れゆく季節を重ね合わせ、つい感傷的になってしまう様です。
 私がかつて勤務していた小・中学校でも、この時期になると相談者が増えていた記憶があります。特に受験生は、追い込みがさらに加速する時期ですから、より「ざわざわ」してしまう時期ですね。

 感傷に浸ることは悪いことではありませんが「なんとかしたい! 暗い気持ちでいたくない!」と言う方にお勧めの方法があります。その感傷的な気持ちを一旦外へ出してみませんか? 抱えるより出して見つめてみましょう。これを、専門的に言うと「外在化」と言います。

 感傷的な気持ちが出てきたら「おい! 季節の風に乗って出てきやがったな!」や「ざわざわした気持ち、今日も元気にお出ましだな?」といった具合に、その気持ちを認めてしまいましょう。逆に「だめだ! だめだ! こんな気持ちでは!」と否定してしまうと、余計その気持ちに飲まれてしまいます。

 せっかくですから、芸術や食欲と言ったこの季節ならではの強みと共に、感傷的な気持ちともうまくお付き合いしていきましょう! でも一人で無理しないで、周りに気持ちを話すことも大事ですよ。寒い季節、風邪には十分気を付けてくださいね♪


 

 

text by K /November 30, 2014

 


メランコリック

 

 こんにちは。秋ですね。まだ暑さも残ってますが、とりあえず暦の上では秋です! 秋はいろいろなことを始めるのに良い時期です。ただ一方で春や夏といった時期が終わり草花と一緒に少し気持ちが滅入りやすい時期とも言えます。

 気分が滅入りすぎることはよくないとは思いますが、ちゃんと落ち込んでみることもときに必要かもしれません。落ち込むということは自分を見つめる作用もあります。ちゃんと落ち込むこと、これも人間が生きていく上でとても大切なことかもしれませんね。

 もちろん過剰に落ち込みすぎることはあまりよくないですが(´д`|||)。

 とにかく秋の夜長にゆっくり悶々といろいろ考える夜を過ごすのもいいかもしれませんね。

 それでは。


 


 

text by MK/ October 14, 2014

 


スポーツのすすめ

 

 茹だるような暑さも一段落し、すがすがしい風が心地よく感じられる季節となりました。まだまだ25度以上の予報もありますが、気温が高くても空気が変わるととても過ごしやすいですね。

 子供達も無事に夏休みの宿題を終わらせ、2学期も始まったようです。2学期は学期の中で一番長く、行事も多い季節です。そして、スポーツの秋とも言われていますね。子供達も夏に頑張った勲章としてみんな真っ黒に焼けています。野球やサッカー、部活を毎日がんばっています。たくさん身体を動かしたり、何かを頑張りすぎると時には疲れてしまうこともありますよね。

 疲れている時、身体を休めた方がいいとも言われており、多くの方がそのようにされていると思います。しかし、最近の心理学では少しくらいなら動いた方が気分がよくなるということが言われています。

 気分の乗らないことでもやってみると意外とスムーズにできたり、終わってみると意外と達成感があったり…。子供だと周りの大人から頑張ったね、よくできたねと褒められることが心地よかったり…。

 やってみると気分が代わることもあるということですね。夏の疲れや日々の疲れもあるかもしれませんが、子供たちを見習って少しスポーツをしてみると気分が良くなり、過ごしやすくなるかもしれないですね。

 今の時期はスポーツするのに暑くも寒くもないちょうど良い季節となりましたので、皆様も何か試されてはいかがでしょうか。

 




text by T /September 29, 2014

 

 

 




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