学び続けるということ

子どもたちはあっという間にいろいろなことを学んでいきます。もちろん勉強でも集団の中でも、あらゆるところでです。私が目にするのは何でもない日常生活のことです。

例えば、
拙く話していた子がいつの間にかスラスラ上手に話すようになる
素直に気持ちを言って上手に甘えられる
自分に無理せず、人付き合いができる

そして新しく学んだことをキラキラした笑顔で話してくれたり、一所懸命に教えてくれます。多くの人が子供時代にあったことで、学校でも家庭でもよく見ることができる日常の一部ですが、どんな日常を過ごせるかが大切だなと感じるこの頃です。学び続けていくと、相手のこと、外の世界に目が向くようになるので自然と視野が広くなります。

少しでも自分らしくいられる場所を見つけるために子どもたちが日々成長していると思うと、いくつになっても学び続けることは続け、より広い視野を持ち続けたいものです。

ただ大人になると“新しく学ぶ”ということよりも“知らないこと”に焦点が当たりがちです。
大人とのやり取りにおいては知らないことがつい露呈されがちですが、子どものために仕事をしているという同じ目的を持っているのであれば、学ぶ楽しさ、学ぶ嬉しさという基本的なことを思い出してやっていけると良いなと思います。

今回、心理ネタとは離れましたが、忙しい日常だからこそ基本的なことを忘れずに、忘れていたら分かるように伝えていくのも一つの役割でもあるのかなと思うこの頃です。

 

【担当心理士:T】

2020年03月09日