子どもに限らず、大人でも、つい"暴言"を言っちゃう時、言いたくなる時はありますね。言った理由を聞くと、「なるほど~」と理解できる部分もありますが、言いすぎてしまうと後味が悪くなるときもありますね。
暴言を言うことは、ポジティブな意味ではストレス解消としても使えますが、ネガティブな意味になると反抗的、強くなると暴力的になります。多くの場合、使う時は言い過ぎないよう状況や文脈に気を付けて使うことが多いように思います。
2年前にfacebookやアメリカ全土で行った大規模な調査によると、「くそ野郎」とか口汚い言葉で罵る人や悪態をつく人ほど、実際には正直で誠実な傾向があると分かったようです。
これは、口汚い言葉を正当化する内容ではありません。一つの研究として、口汚い言葉の裏には誠実さがあると証明されたのは、大きいことのように思います。
仮に子ども達や周囲の人が口汚い言葉を使っている場面と遭遇しても、実際はどんなことをして欲しかったのかな、どうしたかったのかなと考えるきっかけになり、その子(人)を知る一つのヒントとなるかもしれませんね。
【担当心理士:T】